フェルミ推定と未来予測
今、コンサルタントに求められる「未来予測」思考
昨今の「コロナ禍」により、社会に大きな変化が起きている中、コンサルタントに「未来予測」の思考が求められ、そのベースには「フェルミ推定の技術(黄色ボン)」があります。
先日、フロンティアマネジメントのディレクターの生徒と話していたときに、こんなことを言ってくれました。
「フェルミ推定の技術(黄色ボン)」に記載されていたことで、お客さんの新規事業の売上推定などをしてあげたら、爆刺さりしました。
そうなんですよね。「フェルミ推定の技術(黄色ボン)」と「フェルミ推定から始まる、問題解決の技術(ピンクボン)」は、まさに、コンサルタントが日常業務の中で使えるレベルにして書いた本。
なので、当たり前のように、“そのまま” 使えるし、使ってほしいんです。
ですので、コンサルタントの皆さんにとっては「転職するときにやったから大丈夫」と思わず、ぜひとも「フェルミ推定の技術(黄色ボン)」「フェルミ推定から始まる、問題解決の技術(ピンクボン)」を読み直し、フェルミ推定の技術を見直しつつ、今の仕事、ケースで使えないかな?と思考を巡らせてほしいと思います。
コンサルタントの現場に欠かせない「未来予測」思考
今、コンサルタントの現場では、コロナ禍による社会の変化を踏まえて、今後、どのような戦略を取るべきか?というのがテーマ/論点のど真ん中になりつつあります。
この状況の中で必要な「未来予測」思考を習得するために特に、重要になっているのが「フェルミ推定の技術(黄色ボン)」の、P.237から始まる、
フェルミ推定と未来予測-「10年後の冷凍食品市場は?」の外部要因
この章に書かれた「未来予測」というのが本当に今、大事な思考になってきています。
それは、もちろん、コロナによって、大きく社会が変化したから。
ですので、「フェルミ推定」というベーシックなんだけど、奥が深い思考技術を整えて「未来予測」思考を習得する必要があります。 今、現在であれば、僕の書いた「フェルミ推定の技術(黄色ボン)」と「フェルミ推定から始まる、問題解決の技術(ピンクボン)」しか、コンサルタントの現場で使えるレベルで書かれた本はないので、ぜひ、読んでみてください。
で、読んでみたら、ぜひ、理解度を高める上で「フェルミ推定検定」として99個、理解を高めるための質問を整理したコラムもありますので、それにチャレンジしてみてください。
最近のケース面接の傾向=未来予測
コンサルティングファームへ転職する際に実施される「ケース面接」のお題にも「未来予測」の題材がめちゃくちゃ増えてきています。
コロナを踏まえ、ビール市場は大きくなりますか?
それとも小さくなると思いますか?
というダイレクトな問題もありますし、
コロナに直面し、ビール会社(例えば、キリン)はどのような戦略を練れば良いと思いますか?
といった少し応用が入ってくる問題もめちゃくちゃ増えています。
面接官が日頃から考えていることをケースに出題するということが多いですし、それこそが「ケース」を投影した「面接」なので、素敵なことですよね。
さらに、もっと優秀な面接官だと、こういう出し方をしてくれます。
コロナに直面したビール会社(例えば、キリン)の戦略を考える時、どう考えますか?
最高にセクシーな出し方ですし、これに応えられる人こそ、まさに、まさに、
「自分のプロジェクトに入ってほしい!」
と叫びたくなりますからね。 ただ、せっかくなので語っておくと、
コロナに直面したビール会社(例えば、キリン)の戦略を考える時、どう考えますか?
は、フェルミ推定の技術だけでは解けないんですよね。実際は。
これを解くためのスキル、思考技術として分解すると、
フェルミ推定の技術
+
論点思考
まさに、この領域が、僕の大好きなコンサルのど真ん中の思考スキルである、論点思考。
論点思考を学びたい方は、「考えるエンジン講座」でスキルとして習得が可能ですので、ぜひ。
受講してみたいな。と思った方はまずは、無料相談に来てください。
また、コンサルティングファームへの転職を目指す方も、考えるエンジン講座で「論点思考+フェルミ推定の技術」を習得したら最強ですので、ぜひ。
ということで、コンサルタントの皆さん、とりあえず、「フェルミ推定の技術(黄色ボン)」と「フェルミ推定から始まる、問題解決の技術(ピンクボン)」をポチリして、週末3時間で学んでみてください。