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成長に磨きがかかる「学ぶ技術、続ける技術」 | 成長に繋がる10の「学ぶ技術」

成長に磨きがかかる「学ぶ技術、続ける技術」
成長に繋がる10の「学ぶ技術」

はじめに

「柔術」を始めたら改めて「学ぶ技術、続ける技術」が見えてきた。
論点思考、暗記から始まる学ぶサイクル、師匠を作る技術、兄弟子、コミュニティ効果。

僕は、2022年5月28日に「柔術」を始めました。正直、ココ10年(そうそう、2022年10月24日に弊社は10周年を迎えます)本当に、ココ10年「教えること」が中心になりました。 なので、

10年ぶりに学ぶ。10年ぶりに新しいことを学ぶ。

そして、学び始めてから約1か月後の7月6日に白帯ストライプ1本目を獲得し、約3か月後の8月24日には、なんと白帯2本目を獲得しました。

そして、ふと、ここ3か月を振り返るとあることに気づいたのです。

考えるエンジン講座で「教える立場」のときに「こういうことをしたら、成長するのになぁ」というのを「柔術」でやっている。 そして、なにより、少なく見積もっても、

考えるエンジン講座
= 10年間 × 毎年1,000講義
= 1万時間講義

これだけ教えているので、自然と「学ぶ技術」が磨かれていたことに気づいたのです。

ので、それを「考えるエンジン」の生徒やコンサルタントの方向けに、そして「考えるエンジンマフィア(=弟子)」の中で柔術を一緒に始めた仲間=石毛エンジンの仲間に向けて、書きたいと思います。

内内で、弟子に話すときは、前置きや謙遜が要らないのでこう言っています。

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タカマツ

教える天才は、学ぶ天才だった。

だから、僕はたった3か月で「白帯ストライプ2本目」になれましたと。

もちろん、このあと「白帯ストライプ3本目」を目指していきますし、その先の「白帯ストライプ4本目」そして「青帯」を目指します。
その中でもきっと「学ぶ技術」の発見があると思いますので、先に言っておきます。

柔術でストライプを師匠から授かる度に、このコラムを書きます。

成長に繋がる10の「学ぶ技術」

では、ボクが3か月「柔術」を習うなかで実践した、できていた「学ぶ技術」を紹介していきたいと思います。
これは読んでもらうとわかると思いますが、当然「考える力」にも通じますし、何を学ぶにしても通じる話だと思います。

1. 「師匠」が全て。突き詰めると「距離の近い」一番弟子になる

BCG時代を思い返すと、加藤さん。

彼という偉大な師匠がいなければ、今の僕はありません。
師匠との出会いは、やはり「運」の要素がありますが、僕はその出会う「運」以上に大事な技術があると思っています。それは、

一番弟子になる技術

いかに、一番弟子になるか?ってことが大事。
で、ここで、間違ってはいけないのが「一番弟子」と聞くと「師匠の次に強い人」と思いがちですが、そういう意味ではなく、

弟子の中で、距離が一番近い弟子。

それになるのが「学ぶ」ベースであり、一番大事なことだと思っています。
今回の場合は、そもそも石毛さんが「考えるエンジン講座」を受講して、僕に弟子入りしてからの、今度は僕が弟子入りしたという感じなので、距離は当然の流れで近いこともありますが、BCGで言えば、そんなことはなく、何も縁がありませんでした。しかし、一度、プロジェクトをさせてもらったときに、

やっばー、この人に弟子入りしたい。

と思い、そこから「距離」が近い一番弟子になることを意識していました。そのために実践したことを挙げたらきりがないですが、一番、皆さんがしそうにないことで言えば、

年間評価やプロジェクト評価が出る度に加藤さんにそれを見せて、アドバイスをもらう。

当然、MDクラスになると、いろんな「流派」があるため、加藤流ではダメなことが他の流派では良かったりもしますし、加藤流で良いことが評価されない流派もあります。 ので、必ず評価を見せて

このインプットをどう思いますか、加藤さん?

と、聞いていました。こういう一つ一つの行動が「距離」を縮めていくわけです。
そして「師匠」を2人作ってもダメ。やっぱり師匠は一人の方がいいですし、そうあるべきだと思っています。BCG時代は佐々木さんも師匠でしたが、佐々木さんも加藤さんの弟子だったので、兄弟子=師匠という感じです。

今回のケースは、こんなことは二度とないかもしれないくらい最高です。だって

「考えるエンジン」の弟子が
「柔術」の師匠。

この話に通ずる話が「変える技術、考える技術」のp.141に書かれていますので、そちらも併せて読んでみてください。

2. やっぱり、「暗記」。理解ドリブンでは限界がある。

これは「考えるエンジン講座」もそうですし「フェルミ推定の技術」でも書きましたが、本当に目に見えないモノを学ぶときは、

暗記。

暗記に勝ることはありません。
当然のように僕は、石毛先生に習う度に「暗記」モードに入ります。
例えば、今では僕の大好きな技となる「スタッキングパスガード」を習った時、「柔術エンジン」というワードに暗記するために、技をこう活字にしました。

スタッキングパスガード
● 同時に股の下から帯を取り正座になる(ダブルアンダーフックポジション)体を密着させる。
● 左足を肩に乗せて、左手で右側の襟の真ん中あたりを、親指を中で持つ。
● 前につぶしてして、左に移動を徐々にして、右手でお尻の帯を上げて…

と、自分の感覚に合う形で活字にして、頭に馴染ませます。
僕の中では、当然のことですが意外としていない人が多いと感じています。
「柔術レッスン」を受けて、そのまま何もしないで「えーと、えーと、」では

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タカマツ

出来るようになるわけねーだろ。

という感じです。だから「考えるエンジン講座」でも柔術と同じく、そんなに量はありませんが「暗記」を心がけさせています。

3. スパーリングの意味は何か?最後は論点思考に通ずる。

柔術のレッスンというは、2つに分かれています。
最初の30分間は「技を習う」ドリルの時間、後半30分は「仲間と戦う」スパーリングの時間です。
「考えるエンジン」で言えば、

最初のドリル
=考えるエンジンの中で習う「頭の使い方」(論点のパターンなど)
後半のスパーリング
=実際のケース面接(過去問を解く)や、実際のプロジェクトで使う

という感じに捉えてください。
この時、 何のために、スパーリングをやっているのか?ということを意識しないでスパーリングをしている人が多いのです。

通常、こんな感じに思っている人が多いと思います。

自分の習った技が実際に使えるか?
純粋に、勝てるか?

そもそも、そんなこと考えずにやってそうでもありますが、こんなイメージで取り組んでいる人が多いと思うのです。
けど、僕は明確に違う。僕は、

自分の「次の宿題」= 何に困ったか?
であり、それを一つだけ持って帰る。

そう、一つだけ持って帰る。

最近は違う成長を石毛先生から授かってるので、2度スパーリングをすることもありますが、それまでは1本しかスパーリングをしていませんでした。最大で4本できる感じで一回3分ですから、やろうと思えばできます。でも、一回のスパーリングに全力を出し切って、その一つの「宿題」を持って帰ります。
全力でやるとですね、それも1回だけだとその1回のスパーリングを体と頭で覚えておきやすくなります。
なので、宿題を持った時に、よりリアルに頭に残ってくれるのです。

フェルミ推定対策で言えば、たくさんの問題を解くのではなく、一問をいろいろな解き方で解くといった感じであったり、コンサル転職中であれば「実際に出題された問題」をもう一度、時間を気にせず解き直したりするというのがそれにあたります。

ほんと、雑にスパーリングするとか僕の中ではないので1回全力発揮だったんですが、石毛先生の中での僕の課題は「筋力」で柔術をしないことでした。

1回だと筋力、体力が持続してしまいますが、2回目、3回目をして、疲れたところでスパーリングをすることで成長できるということで、それを伝授していただいて以来はそのようにしています。
当然ですが、師匠に言われたことは絶対ですからね。

「トライフォース大島」が石毛先生の道場なのですが、そこには190センチ120キロの僕より遥かに大きい、それも「青帯」の兄弟子の「ブライスさん」という方がいらっしゃいます。生徒の中では体格が相対的に僕に近いため僕が組ませてもらうことが多いのですが、その流れでスパーリングに入ると

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石毛先生

では、最初はドリルをやった方とやりましょう。

と毎回、ブライスさんと本気のスパーリングを1戦行うことになります。
まずここでいつも以上に筋力を使います。
で、師匠の教え通り4回のスパーリングの2回目、3回目を休んで4回目にスパーリングに参加して誰とやるのかな?と思ったら、石毛先生は少し笑いながら

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石毛先生

じゃぁ、高松さんとブライスさん。

ブライスブライスはまずいっしょ。

その次の週、同じくブライスさんとドリルを行い、当然の流れでスパーリングもブライスさんとやり、今日はさすがに「ブライスブライス」は無理…と静かに、2回目、3回目、4回目も座っていて、追加のスパークリングをやめていました。
したら、その練習の最後に白帯ストライプをもらったわけですが、練習後に先生と雑談しているときに

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石毛先生

いやぁ、もう一回、スパーリングしてほしかったわ。青帯の平田さんとやってほしかったんですよね。

って、今回はブライスブライスちゃうんかい!!!と叫びました。

やっぱり、師匠の言葉は絶対だなと思いました。

4.「続ける」のは簡単よ。自分勝手にコミュニティを作る。

人生初のレッスンを終えたとき、その後すぐに、

「石毛エンジン」

を結成しました。
師匠である「石毛大蔵さん」×「考えるエンジン」を掛け算にした造語「石毛エンジン」。

そうなのよ、自分が一緒にやりたい人を誘って、一緒にやればいいのです。
弟子、生徒に全員に声をかけるわけではなく、直感もありますが、僕が柔術をアイスブレイクに話す反応を見て声をかけています。もちろん、チャームがない人は僕が気をもむので当然声はかけず、好きな人を増やしていきます。
6月から声をかけ始め、3か月たった今は21人くらいになっています。
こうなると、おもろいじゃん。

今後、いろいろ石毛エンジンでやります。

まずは、「石毛エンジン」合宿。
石毛先生と2泊3日くらいで、柔術を朝、昼やって夜は飲み騒ぐ。的なのを。
行く場所は福岡かなぁと思っています。

つぎに、「石毛エンジン」団体戦。
石毛エンジンの仲間だけで、その中で大会をやる。といっても、白帯同士の試合は怪我しやすいので「1分、裏表」でやるとかそういうルールとかを石毛先生が僕らにやってくれている練習の延長でやりたいなと。

そして、もう実際やっていて好評すぎるのが、石毛先生と石毛エンジンの仲間だけで練習をして、その後お好み焼きを食べながら飲む。
これが最高なんですよね。

こんな風にコミュニティの代表をしちゃう、作っちゃうと続けられるし、どんどん面白いことができる。あと、当然、胴着に「石毛エンジン」と刺繍をして「石毛エンジン」ワッペンも作りました。

こういう風に「石毛エンジン」も盛り上げていきます。
これは「考えるエンジン講座」の卒業生コミュニティの「考えるエンジンマフィア」も同じです。
考えるエンジン講座な皆さん、卒業近くなって入りたくなったらこちらを覗いてみてください。

本当にコミュニティの威力は大きいですよね。
僕の頭の中のイメージでいえば、土地、国自体が師匠である「石毛先生」で、その王様がそれを作った「僕」で、そのメンバーがその国の「住人」という感じでコミュニティはパワーありますよ。

5.「ぱっと」決めると距離が縮まる。

「考えるエンジン」も無料相談をしてから受講する流れ。
石毛先生の「トライフォース大島」も体験レッスンから始まる。

先日、鈴木さんという弟子の体験レッスンにお供して、一緒に石毛先生から習いました。
したら、終わったときに、鈴木さんが石毛先生のところに行き

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鈴木さん

入ります!!手続きを教えてください。

と言っていたのを見て、心の中で叫んだよね。

わかってるねー。
わかってる。それよ、それ。

だって、気持ちいいですよね。
後で考えても結論が変わることなど殆どないことは人生を振り返ればわかります。これ、大事ですよね。
他の一人は

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4回で月1万円。なので、行けるか、分からないので迷っている。

いやいやいや、論点ズレているでしょ。
4回で月1万円だからと言って、全部行けなければやらないというのは、そもそも柔術をやるかやらないか?を考えられていません。
何せ、石毛先生が決めた4回で1万円ってのも江戸っ子的な決め方。
だって、安すぎる。1対他とはいえ、1対他が比較感では気にならない柔術で月1万とかありえないくらい安い。
行きたい放題で、月1.3万円とか…

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タカマツ

ありがとうございます!!!

なので、このプライシングは間違っていると思っていますが、それはおいておいて4回で1万円と無限で1.3万円なら、行けるからとか行けそうだからとか関係なく

ノータイムで月1.3万円で何回も行ける。
を選ぶよね。

だって、その方が結果的に行くじゃん。
だって、行っているうちに今月あと2回行けそうだけど、月4回終わっているから行けない。ってなることは容易に予想がつくし、それ以上に「そんなこと気にしているやつがうまくなるわけないじゃん」と思うし、健やかさがないと思ってしまいます。

仕組みで自分を縛る人は成長しないですよね。

6. 徹底的に「先に」柔術を学んでいる白帯を通過した青帯の仲間に質問しまくる。

石毛先生にも質問していますが、弟子の中で違う道場だったりするけど、先に白帯を通過している弟子に色々質問をしています。

何を意識していたか?
何がブレイクスルーになったか?

とか、もうね、質問したいことが山ほどあるからFBでガンガン質問。

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タカマツ

白帯1本目から2本目ってどんな感じ?

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タカマツ

どのYouTubeが面白かった?

と、質問してましたね。
コンサル界で言えば、加藤さんという天才MDに質問して教えをもらいにいくのは当然ですが、それと合わせてその加藤さんの弟子である佐々木さんや、その下くらいのテニュアで近い方に聞くことで見えてくることは大きいですからね。

7. やっぱり、これも大事。「怪我をしない」

これは石毛先生にも言われたこと。

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石毛先生

上達するコツは怪我をしないこと。

怪我をしたらその期間は練習ができなくなるからうまくなれない。
コンサルタントで言えば、あらゆる意味で体調を壊してしまうこと。

だから、ケガをしないことは大事。
当然、僕の「カラダ」を整える師匠である「ぜんき整体院」の石井院長には月2回みてもらい、万全のカラダにしてもらっているし「カラダを鍛える」師匠である「The Personal GYM」の健斗師匠にも圧倒的な筋肉とメンテナンスを行ってもらっています。
そして、練習後は水風呂でアイシングを必ずしているし。と、メンテナンスは欠かしていません。

柔術もコンサルタントも常に怪我なく、健やかな状態にいることは大事ですよね。

8. 忘れてはいけない「見た目」を整える。

やっぱ、モチベーションを高めるには見た目も大切。

ということで、カッコいいものを着て柔術をしています。
道着は石毛先生に選んでいただくので、その中に着るラッシュガードとロングスパッツ。
まだ、3か月ですが、ラッシュガードは10枚、ロングスパッツは5本。それもカッコいいと自分が思えるのをガンガン買う。と言っても、一つ、5千円もしません。

ビジネスも一緒ですよね。
カッコいいスーツ、良いペンやノートを買うのと同じです。

9. レッスンをベースに何で補足するか?

今はありがたい時代で、動画の教則がいっぱい売られています。
トライフォースが出してくれている動画サービスもあって当然入っていますが、その他にも数千円くらいで売られている教則が気になれば買ってみています。
まだ僕のレベルが低すぎて、全然ピンとこなくて買う数は少ないですが、2年後くらいにはピントが合いそうな気がしています。

もちろん、YouTubeも見ています。

うちの考えるエンジンも同じ。
考えるエンジン講座で学び、考えるエンジンちゃんねるオンライン教材の「悪魔シリーズ」、そして本などで学びを深めてもらっています。

10. センスを磨くためにはセンスの「輪郭」を作る必要がある。

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タカマツ

スキルを積み上げていく土台というか、習ってないけど、基本、こっちからあっちよね。

的なものをちゃんと意識して、作りに行くことが大事。センスって何かって言うと、

2つの選択肢を雑に置かれて、選ぶときに正しい方を選ぶ感覚

だと思っているので、コンサルタントのスライドライティングでも、これを右に書くか左に書くか?とかもセンスだし、論点設計も戦略思考もセンスというものが効いてきます。

で、この

2つの選択肢を雑に置かれて、選ぶときに正しい方を選ぶ感覚

センスという呼び名がぴったりですが、これもまた「技術」なんですよね。
これの作り方はちょっと長くなるので、次回ストライプ3本目を貰った時にご紹介します。

おわりに

ということで、気づけば10まで来ていましたね。

皆さん、「学ぶ技術」も磨いていきましょう。

考える力、論点思考、コンサル思考を学びたい方は、いつでも無料相談に。
僕が、師匠になりますよ。

無料相談受付中。Skypeでのご相談も承っておりますのでお気軽に。

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タカマツ

さぁ、皆さん、柔術をしましょう。

じゃなかった、

論点思考を学ぼうぜ。

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