書くのがしんどい(竹村俊介)
読書の基本は○○読み。
そうです。正解は“固め”読みです。
と、いうことで。前回の三行で撃つ。に続き、“書く”にまつわる書籍レビューを。
【ご参考】三行で撃つの書評はこちら
え!?前回、“書く“ のが楽しくなります。って言ってたのに、いきなり、しんどくなりました?
って感じていただけると幸いです。
でも、コンサルティングの場面でもこんな事ありませんか??
まずは、ワード、ワード、ワード。ということで、ひたすらにPCに向かう。も、途中で「ぐぅ・・・」となってしまう。
議事録を書くものの、レビューを受けると。「わかりづらいよね。ここをこうして、、、」と大量の赤ペン先生を入れられて、「ぐぅ・・・」となってしまう。
PJTの息抜きで、有名ツイッタラーのように、ステキな140文字を!と意気込むものの。も、途中で「あんまりおもしろくない・・・」となってしまう。
やっぱり、書くことって “しんどい” ですよね。
言語化力にあふれるモノを書きたい! と、夢膨らませた方々は、是非ご一読ください。
「書くのがしんどい」で響いたとこ
本書ですが、目次はこんな構成になっています。
目次
CHAPTER1: 書くことがなくてしんどい
CHAPTER2: 伝わらなくてしんどい
CHAPTER3: 読まれなくてしんどい
CHAPTER4: つまらなくてしんどい
CHAPTER5: 続かなくてしんどい
CHAPTER6: 書けば人生は変わる
やはり、注目すべきは第一章、第四章でしょうか。
CHAPTER1 書くことがなくてしんどい
――書く以前の「取材」と「思考法」
第一章では、書く以前の「取材」と「思考法」ということで、ライティングの前にヒアリングの技術を磨け。
ということで、やはり、質問力について触れられている箇所があります。
やはり、アンテナを高め、対象としている事象へぐぐっとフォーカスしていく事って重要。と度々、染みわたる様に感じるステキな章。
CHAPTER4 つまらなくてしんどい
――商品になる「おもしろい文章」はこうつくる
続いて、第四章。 ここでもでてきました。
「冒頭」で先制パンチを浴びせる
最初のキーメッセージってホントに威力あり。
読み手は誰か?
論点の持ち主は誰なのか?
構造が似たものを探して、引き出しにいれておく。
無理やりにでも、二つ以上の言語をどう使うか?と考えるだけで、思考が回る。
こんな話をスラスラと読めてしまう、良書でした。
CHAPTER6 書けば人生は変わる
――「しんどい」の先にある新たな自分
最終章
“こうすれば書くのが楽しくなる。”
これだけ“しんどいよね”ってなった最後の章をこんな形でで〆るのがステキだなぁと感じました。
新時代になり、コロナ禍で、「書くこと」が増えてきた近頃ですが、コトバで、世の中を0.01ミリでもよくする気持ちをもってやっていきましょう!
“世の中をよくする前に、自分が0.01ミリ変わる” にはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
まとめ
ここまでご紹介してきましたが、実は、動画でもこの本ご紹介しています。
その際の学びの箇所はこちら!!
- 読書、著者の10年を1500円で知れる
- 思ったことメモしましょう
- すべっても誰もみていない(こころの持ち様でかわる)
- 論理的=わかる
- 結論は先。(プロみたく話がうまくないから)
- 便利な7つ道具(シグノのペンが最高)
- 固有名詞を使いましょう(勝手に人生を歩んでいるから、雰囲気を運んでくれる)
関連動画:【コンサルの書評だ!】「書くのがしんどい」(竹村 俊助 さん)を読んで学んだ7つの事!本のサマリ+コンサル学びをどうぞ!
最近流行りの、Vlog風。 最初の部分は、本を読んで、メモに落としている感じですが、 後半3分の2はがっつり、語っています。ぜひ。