コンサルティングファームマネージャー4年目—期待以上の評価を受け続ける秘訣

はじめに

考えるエンジン講座の受講生に、著書 “変える技術、考える技術” について「仕事で役立った」「コンサル業務で役立った」そんなエピソードを聞かせてください。

とお願いしたところ、国内大手コンサルティングファームでマネージャー4年目として日々の業務を行っている方にお話をお聞かせいただきましたのでご紹介します。

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国内大手コンサルティングファームマネージャー4年目の学び

私は国内大手コンサルティングファームにてマネージャー4年目として日々の業務を行っています。
“変える技術、考える技術” の学びから、パートナーやシニアマネージャーとの良好な関係を構築したり、マネージャー業務で期待以上の評価を受け続けたりしています。
また、部下や同僚に対して私も大切にしたい価値観や考え方を本書を通して伝えることができ、本書の内容を通して議論することで意識合わせをすることができ、とても役立っています。

コンサルティング業務に有効な３つのこと

私にとっては3つの章が印象的であり、コンサルティングの仕事を行う中でとても有効です。

• 第1章　全てはここから始まる「愛と想像力」
• 第2章　なにがなくとも「チャーム」
• 第3章　戦い方が異なる「答えのないゲーム」

私からは各章において、コンサルタントとして特に役立ったことを具体的にお伝えさせてください。

第1章　全てはここから始まる「愛と想像力」

本章の中で取り上げている、電話の着信と即レスは意識して対応しています。本書を読んで実践してからはクライアントや上司から受けるストレスは激減しました。
また、本章の中で「愛と想像力」の正体は？を触れており、様々な場面で気づけるポイントを伝授してもらっているところはとてもありがたいです。

第2章　なにがなくとも「チャーム」

コンサルティングファームに所属していて感じることは上長も人であり、コンサルタントであっても好き嫌いで目をかけてくれたり、助言してくれたりする量は変わるということです。
チャームがあれば、好まれますし、成果を出しやすくなります。1つ1つの具体例を暗記して実践することも大事ですし、チャームを因数分解して解説してくれているため、応用性もあり、オススメの章となります。

第3章　戦い方が異なる「答えのないゲーム」

抽象度の高い議論をクライアントや上長と行うときに、「選択肢を2つ以上作る」と「炎上万歳、先炎上」と理解したことは大きかったです。選択肢を2つ以上作って、推奨案と推奨理由を示して議論が前進します。
また、炎上は良いものと捉えることで、気持ちが楽になり積極的に意見を伝えられるようになりますし、相手からも意味合いの高いフィードバックを引き出すことができるようになりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。特に、第1章「愛と想像力」と第2章「チャーム」を大切にしていることは意外だったと思います。
実は、コンサルティングファームにおいても、大学のゼミやサークル、事業会社の業務と同様に気配りや好印象といった面がコンサルティングファームに入りたてのスタートダッシュにとても有効です。
また、マネージャーになった後も上位職との関係づくりに大きく効果があります。その上で、第3章の「答えのないゲーム」の考え方を理解しておけば、クライアントと議論しながら、論点を解くことができます。
私のお伝えした内容以外にも、本章はコンサルタントにとって大切にすべき価値観や考え方を具体的に書かれており、しっかりと暗記した上で行動していければ、コンサルタントとして活躍できます。
ぜひ、お手にとって本書を読んでみてください。

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「変える技術、考える技術」とは

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