コンサル業界で新たな潮流を作るEYのHPを探索。
某記事でコンサル新序列として、“下剋上” を狙うEYとして紹介されていたのも記憶に新しいですね。
新たなリーダーとして、デロイトから移籍した近藤氏を迎え、EYの成長戦略“プロジェクト・ドラゴン”で、コンサル業界で新たな潮流を作るEYのHPを探索。
デロイトから移籍した新リーダーの近藤氏
さて、まずは近藤氏のプロフィールから。
https://www.ey.com/ja_jp/people/akira-kondo
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 HPより
“Do the right thing, not do things right.”
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 代表取締役社長 近藤 聡 氏
「ことを正しく行う」だけでなく、「正しいことをやる」に徹底してこだわっています
プロフェッショナリズムの塊ですよね。
正しく行う、ではなく、“正しいこと“ をやるこだわり。
シンプルですが、とても本質的。
本当に胆力のいる場面をくぐってきたからこその、重みを感じます。
“パーパス” を実現する4つの方法
さらに、今回のHP探索では、EYの戦略部隊に記載されていた記事をご紹介。
“パーパスを実現する4つの方法”
EYって、HPをみると、非常にこの “パーパス” という言葉を大切にしているなと。
これもEYのHPにしっかりと解説があります。
https://www.ey.com/ja_jp/purpose
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 HPより
理念(Purpose)が業績向上を導きます。理念を⾏動の中⼼に据えることによって、組織を⿎舞し、変⾰し、成⻑させていく⽅法を発⾒してください。
多少コトバに違いはありますが、前回のPwC編でも
“「情動」が新しいものを生み出したり、物事を突き動かしたりしているというところに気づかないといけない”
と記載があったように、人間本来がもつ、“ゆらぎ” “心情” “情熱” といったハートフルな部分を活用していく重要さが語られていますよね。
※ PwCのHP探索はこちら。
ロジックだけでは、クライアントは動かない。そんな場面に多く出くわすコンサルティング業界なので、納得いく説明です。
さて、“パーパスを実現する4つの方法” に話を戻すと、コロナ時代において、超不確実性が増す中で、組織のパーパス(理念)を実現する為に何をすべきか?という4点の記載があります。
https://www.ey.com/ja_jp/purpose/four-ways-to-put-your-purpose-to-work
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 HPより
パーパスを実現する4つの方法
- パーパスに関してリーダー陣の認識を一致させる
- パーパス追求に対する従業員のエンゲージメントを高める
- パーパスをカスタマーエクスペリエンスに組み込む
- パーパスを戦略に据える
それぞれの4点について事例を交えながら紹介があるのですが、個人的には、特に、「第3章パーパスをカスタマーエクスペリエンスに組み込む」がしっくりくるなと。
カスタマーエクスペリエンスに組み込むまで浸透させることができるか?という点。
「言うは易し行うは難し」
ということで、パーパスをきちんと明示し、それを愚直に貫く姿勢に同じくスタートアップ目線でも、コンサル目線でも大変勉強になる記事でした。
みなさんは、クライアントのパーパス、理解してますか?
自社のパーパス、理解してますか?
ぜひ、この記事をみて、深く考えてみましょう!