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富士通グループのDX専門会社として設立されたRidgelinez(リッジラインズ)

本日は、Ridgelinez(リッジラインズ)をご紹介。

2020年4月より、富士通グループのDX専門会社として設立した企業です。
最近は、コンサル会社とのJVで新会社を設立するパターンもあり。
「ほう、やはり流行りのDXね。」
と捉えられがちかもしれませんが、それだけでは収まりきらない。
変革を創り出す企業としての意思・決意があふれているなと。

HPからは、かなり「人」を起点とした変革にどっぷりと重きを置く事を目指していることが感じられますね。

下記が、設立の背景ですが、「変革の稜線」って素敵なコトバですよね。

https://www.ridgelinez.com/about/brand.php より
https://www.ridgelinez.com/about/brand.php より

このストーリー、イメージを体現するように、組織の中にも、クリエイティブなメンバーがいたりと、クラシカルなストラテジー、テクノロージーテーマに加えて、デザイン、クリエイティブな領域にチャレンジしていることも垣間見ることができます。

最たる事例は下記かなと。

オルビス社との新規事業の事例です。 デバイスから、ソフト、デザインまで1年でのローンチのこぎつけたのことで、実際に働いている方のオーナーシップ、当事者性がにじみ出てるプロジェクトだなと。

常にアップデートされていく構想を軸に、チームの関係性をオープンマインドで作ることができました。メンバー全員がお客様の立場に立って自分の意見を出し合い、企業の枠を超えて本気の議論ができたことは驚くべきことでした。コミュニケーションが活性化したことで、サービスの質が向上し、開発スピードも加速していきました」Ridgelinez田中は「オルビス様の若手を中心としたミニマムなプロジェクトチームの“意思決定の速さ”が短期間でサービス開発が進んだ大きな要因だと思います。一般に新規事業の場合、前例がないため意思決定の社内エスカレーションに多くの時間を要し、結果的に多大な時間がかかるケースがほとんどです。オルビス様の場合は、こちらの提案に対して、強いオーナーシップを持って驚くべきスピードで意思決定をしていただくことでプロジェクトは加速していきました。」と組織体制の重要性について振り返ります。

「コアバリュー」の追求により持続性を高める、オルビス様初のパーソナライズスキンケアサービス より https://www.ridgelinez.com/contents/column/customer-experience-20210813/

プロジェクト内容も面白そうなのですが、個人的には、下記のコラムもしっかりと作りこまれてて、非常に勉強になったなと。

「世界最大の小売業」ウォルマートのデジタルトランスフォーメーションと日本企業への示唆

アメリカの、あの超大手のウォルマートのDX事例です。

コラムの中には、ウォルマートはGAFA以上に日本がベンチマークすべき企業として、記載されております。
ウォルマートの新しいビジネスモデルとしての紹介もされております。

https://www.ridgelinez.com/contents/column/retail-wholesale-20210921/ より

この“カスタマーセントリック”にシフト。
顧客を軸に、何を、どう変えて、どうつながるか?

デジタルネイティブ企業特有の “とにかく顧客重視” な経営スタイルで一時代をものにした感がありますよね。。。
10年前のウォルマートのサービスからは考えられないと。

コロナ禍で海外への旅行、出張が制限されており、「肌感覚」での、海外と日本との距離感を感じづらくなっている中で、こういうコラムは本当にありがたいですよね。 これを見ると「では、日本企業の立ち位置は?」「どうすれば、変えられるか?」ひとつのきっかけになるステキなコラムでした!

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