本日は、ベルテクスパートナーズを勝手にご紹介。
ベルテクスパートナーズといえば、2015年に設立された、60名規模のコンサルティングファームです。(2021年時点)
⼤⼿外資系ファームでの経験者を中⼼に様々な分野での専⾨性を持つメンバーが集まり、先端領域を中⼼にコンサルティングサービスを提供している企業ですね。
特に、新規事業創出に関する、コンサルティング支援に力を入れているイメージが強いです。
いやぁ。いいモノに出会えました。
その名も「イノベーションツールボックス」
先に触れておくと、昨今のコンサル業界のひとつの潮流として、デザインファームの買収(アクセンチュア)、自部門の中に設立といった、大手ファームがデザインシンキングを取り入れた、新規事業開発、業務改革等に用いる事例が増えてきている印象です。
きっと、大手ファームの中では、こういったケイパビリティをもつ人材の獲得や、研修によるスキル向上等を狙った取り組みがあるとも伺っております。
ブログに書いてある中でも「おっ」いいなと思った2つの記事をご紹介。
新規事業における、「初めの問い」ってなんだと思います?
ぜひ、二分くらい考えて頂いた上で、中をみてみると、より深くささりますよね。
ブログの中で、「初めの問い」について、こんな風に書かれていました。
“初めの問い”とは?
デザインシンキングを使って新規事業開発のプロジェクトを進める際に最初に設定する問いで、”Innovation Opportunity”を定義するためのものです。この問いには企業を上げて取り組むべき領域や参画メンバーが興味のあることや意志などをまるっと内包します。
問いの設定には「How might we ~?(HMW)」という形式を用います。
How might we improve __________?
(どうすれば〜を改善できるのか?)
Ho might we completely re-imagine ______________?
(どうすれば〜を再構築できるのか?)
How could we find a new way to______________?
(どうすれば〜するための新しい方法を見つけることができるか?)
VERTEX INNOVATION BLOG より
記事内ではHow might we?といった形式でとらえられております。
いかがでした?
実は、角度は違いますが、考えるエンジンも「新規事業」に関わる論点の型がありますよね。 (受講生は、「もう、そんなの簡単ですよ!」のレベルですね)
さて、次は少し事例系の記事です。
海外事例って、自分の興味・関心のあるところ、PJTに関係するところ、ファームにいるところは、自然と入ってくるのですが。
ファームを卒業すると、情報の入手がどうしても遅れてくる。
特に、海外事例の入手は更に遅れてくる。
と、いうことで、こういった海外事例系は嬉しいですよね。
記事の中では、
- 異業種ネットワークによる、イノベーションプログラム運営とは?
- 異業種間事業化で実現するイノベーションとは?
といった視点でまとめられております。
どちらの記事も、新規事業を軸に、なんといいますか「コンサルティング」のスパイスがかかったような仕上がり・記事作成・選定になっており、個人的に継続チェックしていこうと思ってます!
では、今回はこのあたりで。